大阪に緊急事態宣言が出て1ケ月。
メンバーさんの企業見学や実習の予定が次々とキャンセルや延期になってしまってます。
そこで、メンバーさんそれぞれに作業の数を割り振り、期日までに仕上げられるよう考えながら進めてもらうという課題に取り組んでいただきました。
始めてみると、1日も早く担当分を終わらせようとする方、期日から逆算し1日に仕上げる数を決めて取りかかる方、その日のできる時間にできる分を仕上げていかれる方、メンバーさんそれぞれの個性がよく表れる結果になりました。
今回、長いスパンで設定したので、途中で別の作業を優先しないといけなかったり、複数の作業を並行して行わなければならないなど、当初の予定を変更しなければならない時もありました。また、他のメンバーさんの進捗状況を見て競ったり、焦ったりという方もおられました。期日までに決められた数を完成させられそうにないメンバーさんに、間に合わせる方法を考えてもらうと、休憩時間を短縮して作業を続けられる方が。別の方には、スタッフから、既に終わっているメンバーさんに手伝って欲しいと頼んでみるよう勧めました。頼まれたメンバーさんは、もちろん快く引き受けてくれました。
このような過程を経て、皆で協力した結果、無事納期に納品することができました。
頑張ったね!
こんな事って、実際の職場でもよくあることですよね。何かを任せられるのって責任があるし、ストレスにもなるけど、本来、仕事って一人でするものじゃない、みんなで協力して目標を達成していくものっていうこと、少し実感してもらえたでしょうか。
緊急事態宣言はもう暫く続きそうです。
こんな時だからこそ工夫して、より実践的な訓練ができるよう考えていきたいです。