定着支援の現場から 9月 vol.1

今年就職された方の職場定着支援のご報告です。
今日は図書館を訪問。
勤務時間を延ばしてから3ヶ月が経ちました。今年の厳しい夏を休まず乗り越えられ、自信をつけられたようなご様子です。
今、担当されている広報誌やチラシのイラスト、制作物の作成に、次々と依頼が殺到しているとのこと(^^) 職場の方からのご提案で、これからは依頼の調整をご自身されることになったそうです。少しずつステップアップされてますね~ 😛
次の訪問の時に結果の振り返りをさせていただけたらと思っています。

ただいま就活中

今日は、求職活動をされているコラール明日架のメンバーさんのお話です。

物流関係の会社の面接に同行しました。
何度も面接の練習は重ねてきましたが、本番になると緊張から普段の力が十分に発揮できず、悔しい思いをされてきた方です。今回の面接では、担当の方が熱心にご本人の話を聴いて、いろいろな質問もしてくださり、また、この会社で働く上での姿勢や会社の考え方などをきちんと話していただいたことで、ご本人も話しやすい職場の雰囲気を感じとられたようです。質問には、はっきり落ち着いて受け答えされ、徐々に良い空気が流れていきました。
面接の中で印象に残った言葉です。
「同じ賃金を支払う限りは、業務の中で障がいのある方と健常者の差をつくりたくない」
「人それぞれ、覚えの速い人もいれば、遅い人もいる」
障がいがあっても、働く限りは給料に見合った仕事をする、障がいの有る無しに関わらず、できることを一生懸命頑張ってほしいというメッセージが伝わってきました。厳しく感じる方もおられるかもしれませんが、組織の一員として長く働き続けるためには必要な意識だと思います。誰しも強みや弱みがあります。強みを最大限活かし、弱みを補う工夫をしていくことは大切ですね。改めて感じることができました 😆

“ビジネスマナー” 積み重ねることの大切さ

明日架では、毎週木曜日の午前中にビジネスマナーを学んでいます。

今日のテーマは「電話応対」と「報連相(報告・連絡・相談)」。
座学ではなくロールプレイをしました。

電話応対は、社内の「内線電話でのやりとり」。もうひとつは、メンバーさんからのリクエストで、受付に内線電話を置いているだけの会社を訪問した時の「相手の呼び出し方」をしました。
報連相は、「突然急ぎの仕事を頼まれた時の対応」と「ミスをした時の報告」でした。

皆さん、クッション言葉を使い、必要なことを丁寧に伝えておられましたが、
私が驚いたのはその「伝える姿勢」です。
テキストやマニュアル通りのやりとりではなく、それぞれの個性がよく出ていました。
たとえば、素早く状況判断し、必要な内容をメモにとってすぐに報告される方、
メモを一旦見直して先にイメージをつけてから報告される方、
ビジネス用語を駆使して落ち着いて報告される方、
「すいません」と断りながら、内容を聞き取れるまで確認される方、
適切な言葉をみつけるのに苦労しながらも、相手の目を見て一生懸命伝えようとされる方、
これまでなかなか自己表現ができなかった方が真っ先に手を挙げてロールプレイをされている姿などからも、お一人お一人のこれまでの葛藤とその成果が表れているようで、支援するスタッフとしても誇らしいような気持ちになりました。

ビジネスマナーを知らなくても働くことはできます。
大切なのは、相手や周りに気遣いができること気持ちを表現できることだと思います。
明日架のメンバーさんは、細やかな気遣いができる方が多いのですが、様々な葛藤からどうしても消極的になりがちで、もどかしさを感じてしまうことが度々あります。だからこそ、練習を重ねたり、気づきの中で、自分なりのコミュニケーション方法に自信をもって欲しい、そんな思いが小さな実を結んだように感じられた今日なのでした。

 

障がい者就職面接会

今日は、合同面接会に参加するメンバーさん2名に同行してハローワーク大阪西へ行ってきました。

お二人とも、今回の面接会への応募を決めてから、何度も面接の練習を繰り返してきました。
「スムーズに受け答えができていない」「自分の障がい特性って?」「会社にはどんな配慮を求めたら良いの」などなど、迷ったり、悩んだり、凹んだり、憤ったり、、、スタッフと話し合い、伝え方の練習を重ねて当日を迎えました。面接試験は不安や緊張との戦いです。どれだけ練習をしても、それらがなくなることはありません。ただ、たくさん時間をかけて努力をした自分に自信を持つことが大切なのではないでしょうか。その努力は、きっと伝わるはずっ!!です。
で、当日です。お二人とも練習の成果を出してきちんとした受け答えをされていました(拍手)
結果が分かるのはまだ先になりますが、どんな結果であっても努力はいつか報われますっ!!と信じてますっ!!

~スタッフのつぶやき~
選考の結果が届くまでメンバーさんは落ち着かない日々が続きます。ですが、それは私たちスタッフも同じ気持ちです。吉報が届くことをひたすら祈っています。

毎週グループ作業をしています

実は、明日架での作業は、普段個々に行うことが多いです。
なので、今は週に1回グループで作業をするようにしています。
メンバーさんの中からリーダーを決め、作業説明はリーダーがします。その時に、作業の目標数も決めてもらいます。
途中で、「手が空いた時にはどうすれば良い?」「リーダーの役割を果たすのが難しい」などの課題が出てきますので、終了後には振り返りをして、出された課題について意見を言い合います。時にはそれが次のSSTのテーマとなる時もあります。
仕事はチームで行うことが多いので、周りや業務の予定を見ながら動くことはとても大切です。

今後も就労を意識した訓練を企画していきます。

定着支援の現場から 8月 vol.2

職場定着・就労定着支援のご報告です♪
今日は、堺市にあるホテルを訪問。
明日架のOBさんは、宿泊客の朝食の片付けや清掃業務を任されています。就職して1年が過ぎるのを機に1ケ月の勤務時間の目標を設定させていただいたところ、それから3ヶ月連続して目標を達成され、店長からも評価されています。

朝しんどくても、今はとにかく職場に行くこと、口角を上げて笑顔になることを意識されています。体調や気持ちの揺れに幅があり、不安や緊張感が高まっていても、最近は職場に入るとしんどい事を忘れて業務に集中できるそうです。今月は早退されることもなかったとのこと。氏の成長を店長も一緒に喜んでくださいました。

私たちは、彼のつらい時を見てきましたので、今の頑張りに対しては、心から尊敬の気持ちとエールを送り続けています。
もちろん、私たちだけでなく職場の方達も温かく見守ってくださっていますよ。一人じゃありません。一緒に頑張りましょう!!

夏の終わりに

厳しい、いや、激しい猛暑がやっとおさまり
昼はツクツクボウシが、夕方にはどこからともなく虫の音が聞こえる季節となりました。

コラール明日架の就労移行では、今年の夏もメンバーさんはほとんど休まれることなく
汗をふきふき来所されていました。
9月以降は合同面接会が多く予定されており、
求職活動されている方は、希望の会社への就職に向け
只今スタッフと二人三脚で奮闘中です!!

そんな中、今月からVCAT-Jという新しいプログラムが始まりました。
これは、統合失調症など精神障がいのある方の就労に向けた
認知機能を高めるコンピューターゲームソフトJcoresを使ったトレーニングと
その後の言語セッションを組み合わせて進めていくものです。
ゲームの方は事前にスタッフがチャレンジしてみましたが、なかなか難しい!!
そして、、、性格が顕著に出ました(笑)
詳しくはこちら(↓)をクリック!!

また、こちらで成果をご報告できればいいなと思っています。

定着支援の現場から 8月 vol.1

職場定着・就労定着支援のご報告です♪
今日は泉大津市の物流会社を訪問させていただきました。
こちらでは、明日架のOBさんが新しい業務にチャレンジ中です。
前回、訪問した時より表情が穏やかになっておられたのが印象に残りました。
現場の責任者の方からも真面目な姿勢と休まれることなく仕事に取り組んでおられる点を高く評価していただいてます。
今年の厳しい夏場の暑さも乗り切って、少しスリムになられました。
近い内に就労移行の現メンバーさんと職場見学をさせてもらおうかと考えているところです。これから就活に進んでいかれるメンバーさんにとって、OBさんの頼もしい姿は良い刺激になるのではないでしょうか。
そのOBさん、最近は昼食に”カレー”のパターンにはまっておられるとか。「低額で美味しい」と笑顔をみせてくれました。

そのサラメシ、私も食べてみたいです(笑)

 

色を知って自分を知る

今日はスペシャルプログラム。
スタッフによるメンバーさんのベースカラー診断をさせていただきました。

ベースカラーってご存知ですか?
世界にあふれている色は、すべてブルーかイエローが下敷きとなってるんですよ。
それは、人間も同様です。

ネクタイを選ぶなら、ネイビーorイエロー?
頭髪は、黒髪or茶髪?
Tシャツは、グレーorベージュ?
アクセサリーは、シルバーorゴールド?
などなど
どちらが似合うかを〝ドレープ〟という布を使って判断していきます。

初めは、自分の顔を鏡で見るというだけで緊張される方もいましたが、
多くのメンバーさんが、自分に似合う色を客観的に見分けることができてびっくりしました。
周りで見ているメンバーさんも、「その色がいい!」「似合う!」「雰囲気が変わった」と声をかけ合っていました。
ネクタイやアクセサリーで似合う色を身に着けると、顔色が明るくなったり、輪郭がシャープになったりして
一人ひとりの良さがより伝わりやすくなるという効果があります。
そうすると、自然に笑顔も増えて、自信にもつながったり、他にもメリットがたくさん^^

自分の好きな色は即答できても、自分に似合う色に気付いていない方も多いと思います。
「自分を知る」方法の一つにベースカラー診断、試してみてはいかがですか?

 

SSTで「私メッセージ」をしました

週に1回行っているSST(ソーシャル スキル トレーニング)。
今月は2回シリーズで「私メッセージ」をしました。
スタッフが提示した事例について、メンバーさんに
「私メッセージ」を使うとどうなるか考えてもらいました。

たとえば、急ぎの仕事がある時
「この仕事もっと早くやってよ」って言うと、責任を相手に押し付けているような印象になりませんか?
これは「あなたメッセージ」

「私メッセージ」にすると、たとえば
「得意先から急かされて困ってるので、急いでくれると助かります」といった言い方になります。まず「私」が困っている状況や気持ちを伝えられたら、相手は受け入れやすくなりませんか?

ロールプレイで実際に使ってもらうと、
「普段、意識せずに使っていた」
「私メッセージで言う方が仕事の中で助けを求めやすい」との感想が

余裕がなくなると、ついつい「あなたメッセージ」になってしまいがちですが、
そこで一呼吸おいて、まず、「私」がどう感じたり、考えているかを伝えてみると、職場だけでなく、家での家族とのやりとりなどでも、これまでとは違う変化が出てくるのではないかなと思います。
ぜひ実践してみてくださいね!
スタッフも、メンバーさんへのアドバイスなどが一方通行にならないよう
意識して活用していこうと思います。