SSTで「私メッセージ」をしました

週に1回行っているSST(ソーシャル スキル トレーニング)。
今月は2回シリーズで「私メッセージ」をしました。
スタッフが提示した事例について、メンバーさんに
「私メッセージ」を使うとどうなるか考えてもらいました。

たとえば、急ぎの仕事がある時
「この仕事もっと早くやってよ」って言うと、責任を相手に押し付けているような印象になりませんか?
これは「あなたメッセージ」

「私メッセージ」にすると、たとえば
「得意先から急かされて困ってるので、急いでくれると助かります」といった言い方になります。まず「私」が困っている状況や気持ちを伝えられたら、相手は受け入れやすくなりませんか?

ロールプレイで実際に使ってもらうと、
「普段、意識せずに使っていた」
「私メッセージで言う方が仕事の中で助けを求めやすい」との感想が

余裕がなくなると、ついつい「あなたメッセージ」になってしまいがちですが、
そこで一呼吸おいて、まず、「私」がどう感じたり、考えているかを伝えてみると、職場だけでなく、家での家族とのやりとりなどでも、これまでとは違う変化が出てくるのではないかなと思います。
ぜひ実践してみてくださいね!
スタッフも、メンバーさんへのアドバイスなどが一方通行にならないよう
意識して活用していこうと思います。